webで使える色彩心理学を利用した戦略

普段私たちが生きていくうえで、様々な色に囲まれて生活しています。何気なく使っている色々な物にも様々な着色されているのですが、色は私たちが思っている以上に人間の心の動きに深い影響を与えています。

そんな私たちに深い影響を与える色ですが、そういった人の深層心理に深く作用する色を利用して様々な印象操作を行う事を色彩心理学といいます。

商品などを購入する際、やはり自分が気になるもの・欲しいものを選ぶと思いますが、それらを思わず手に取らせたり、購入しようと思わせるきっかけを作るために販売者は様々なアイディアを考えるのですが、そのアイディアの中に色彩による視覚効果を利用するという方法が色彩心理学です。

この色彩心理学は学問として完全に成立しているわけでは無く、むしろこれまでの研究によって個人的な好みや経験、育った環境や文化などの要素に影響されているという事が分かっているという点において、事実としてのデータ自体が少ないのです。したがってこれはこういう事ですというような断定は出来ず、確実性には欠けます。

イメージカラー

例えば西洋と東洋では「死」に対するイメージカラーが若干違います。西洋では一般的に「黒」が死をイメージさせ、東洋では「白」が死をイメージさせます。しかし人によっては「黒」が「死」のイメージであるという人もいるだろうし、地域によっては他の色を選ぶ人もいるかもしれません。色によるイメージというのは絶対的なものではないのです。

しかし色彩心理学を利用することにより、その色の持つイメージを利用して戦略を立てたり、逆にイメージを植え付けるためにその色を使ったりというデザイン的戦略を使う事に利用できるのです。

そういった色彩心理学は、現在はECサイトや企業サイトなどのWEBサイトに応用されています。

webで使える色彩

ファーストインプレッション

カナダのある大学で行われた研究によりますと、人間の脳ではWEBサイトが表示されてから1秒の1/20の時間で印象を決定しているという結果が発表されました。

実験の内容は、被験者に50ミリ秒(つまり1/20秒)WEBサイトを表示させてWEBサイトを評価するという方法で、結果は長時間表示させて評価したものと、ほぼ一致した結果になったという。 つまり短時間見ても長時間見てても、その人がWEBサイトを見て受ける印象にさほど変化がないということです。

このことから、ユーザーはWEBサイトを見た瞬間でその印象を決めていることになります。 したがってファーストインプレッションは最重要項目であり、WEBサイトを制作する際にブランドイメージに沿った配色を考えるのは必須なのです。

具体的にどんな色がどんなイメージをもたらすのか、大まかではありますが解説していきたいと思います。